昨日の伊豆高原から赤沢までのルート紹介の中に、たまたま温泉施設が
2ヶ所あったので、今日は伊豆高原の立ち寄り湯を紹介してみようと思います。
が、その前に、伊豆高原が何処から何処の範囲を指すかということですが、
やはり伊豆高原駅が基点と考えるなら桜並木からそう遠くはないところ。
伊東方面は135号線の吉田地区よりも下田寄り。
下田方面は135号線の八幡野地区まで。
山側の伊東方面は一碧湖まで。天城高原は行きすぎでしょう。
海側は富戸港から八幡野港。つまり城ヶ崎海岸の部分だと思います。
その範囲内の温泉地区は「城ケ崎温泉」と「伊豆高原〔大室〕温泉」の2つ。
城ケ崎温泉は、単純温泉、塩化物泉。
効能=神経痛・創傷・皮膚病・婦人病など。泉温は45度。
伊豆高原〔大室〕温泉は、アルカリ性単純温泉。
効能=神経痛・筋肉痛・関節痛・うちみ・冷え性。泉温は38度。
伊豆高原にはホテルや旅館が沢山あって、温泉施設の無い宿泊施設なんて
皆無ですから、必ず温泉は引き込んであるのですが、
やはり温泉地ではなくてリゾート地ということなんでしょうか、
ネット検索で立ち寄り湯を探してみると、これが意外に少ない。
そういえば伊東市内には「七福神の湯」とか言って七福神にあやかった
温泉銭湯をはじめ、銭湯に温泉を入れている処が市内の各所にありますが、
伊豆高原近辺で銭湯〔あの長い煙突のついた〕を見かけた覚えが無い。
ここは、熱海や伊東、熱川や下田のような街では無いということなんですね。
昔むかしから人が住んでいたわけではなく、
港は漁港として開けていたでしょうが、
元々は原野だったところを、伊豆急〔東急〕さんが
リゾート地として開発して、観光地に外から人が流れ込んできたのでしょう。
特に伊豆高原駅周辺はその傾向が強く、
八百屋や魚屋、肉屋といった普通の商店街もありません。
そのため、そこで生活する人が利用する銭湯を始める人も居なかったのでしょう。
最も有名なのは、高原駅近く135号線沿いの「高原の湯」です。
ここは伊豆高原温泉地域です。http://www.suiransou.com/
ここでは「露天」と言わずに「野天」風呂と言っていますが、
男性用が3つ、女性用が2つ。サウナもあります。定休日は木曜です。
3時間迄の大人入浴料が900円、4歳以上子供が450円。
タオルは別料金なので、持っていったほうが良いと思います。
経営は向かいのJOMOとその後ろの「すいらん荘別荘」の翠開発です。
桜並木を遠笠山道路まで上がり、少し右へ下って理想郷交差点を左折。
大室ショッピングセンターのある五差路を少し左に曲がった処のすぐ右に
セラヴィリゾート泉郷の「ホテル・アンビエント伊豆高原」があり、
そこには伊豆高原では初めての施設〔らしい〕「砂蒸し風呂」と
50坪もあるらしい「バリ風の温泉大露天風呂」。
砂蒸し風呂は中学生以上の利用で1500円。
午後3時〜11時の大露天風呂は中学生以上800円、4歳以上560円。
タオルは別料金でした。ここは、伊豆高原温泉地域です。
砂蒸し風呂を利用すると首や手足に着いた砂を流す必要があり、
隣にある大露天風呂のシャワーを使用します。
そのついでに露天風呂を使う場合は露天風呂の料金は必要無いそうです。
また、「高原の湯」には宿泊施設がありませんでしたが、
ここはホテルなので宿泊者の大露天風呂料金は無料〔砂蒸し風呂は有料〕。
また、ここの系列で坂下の遠笠山道路沿いに
「ホテル・アンビエント伊豆高原アネックス」というのがあり、
こちらでも午後1時から12時まで、立ち寄り湯が楽しめます。
料金は前出のホテル本館と同じく、大人800円、子供560円ですが、
ここの温泉大浴場にはサウナが併設されていて、タオルは無料です。
また、このホテルはファミリーでの長期滞在も可能なキッチン付きで、
冷凍冷蔵庫や電子レンジ、調理用具も完備した和洋室の
コンドミニアムとでもいうのでしょうかリゾートマンション風のホテルです。
次は、以前のルート紹介で登場したことのある「伊豆一碧湖ホテル」。
伊豆の瞳「一碧湖」近くにユニマットが運営する品のいいリゾートホテルです。
↓このリンクから8800円で泊まれるページに飛べます。
こちらの館内の大浴場も立ち寄り湯として一般に開放しています。
大人1000円、子供500円。営業時間は午後1時から12時です。
ここは城ヶ崎温泉地域になり、泉質はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。
効能=関節痛、筋肉痛、疲労回復などです。
あまり景色には期待できませんが、小さな露天風呂も付いています。
ここに宿泊すると経営が同じなので、
「伊豆一碧湖美術館」と「香りの美術館」に無料で入館できます。
この一碧湖ホテルから国道135号線に行き、分岐の梅ノ木平交差点を左折して
しばらく伊東方面へ走ると右側に富戸入口という小道があります。
実は、梅ノ木平方面から来るとここを右折できませんので、
その先でUターンする必要があります。
ここを下りて行き伊豆急行線の手前で右に入ると、その先に
「横浜 藤よし 伊豆店」があります。http://www.fujiyoshi.com/index.html
ここは宿泊施設もある立ち寄り湯で、大小さまざまに7つの湯があります。
営業時間は午前11時から午後7時。その間の3時間の利用で、
大人1650円、小学生以下750円です。タオルは持参しないと有料です。
他にも幾つかあるかもしれませんが、私の調べではこの程度です。
昨日のルート紹介中、DHCが運営する赤沢の日帰り温泉館がありましたが、
伊豆高原駅まで無料送迎バスが運行しているとはいうものの
伊豆高原エリア外のため、また別の機会に紹介したいと思います。
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