かねてから狙ってました
奥野ダム近くの「うなぎ屋」さん。
地元育ちの人に聞くと、ほとんどの人が知らなかったり、知ってても
「ダムが出来る前はあの辺りの川は手づかみでウナギが獲れたほどの処だけど、
昔はウナギ屋じゃなくって、
うどんやらカレーやらのなんでも屋の食堂だったはず。
だから行こうと思ったこと無い。」との連れない回答。
でも、でも、
松川湖付近に写真を撮りに行くたびに
あれっ?あんな掘っ立て小屋m(_ _)mみたいなとこに、
いつもいつも乗用車が・・・なんで?
何台もは無いのですけど、かならず1〜2台。
ネットで調べて見ると、果たして・・・。
伊豆高原の別荘族の隠れた穴場と表現されてる頁も・・・。
フツフツと興味は沸くものの、なかなかそれ以上の情報が無い。
その頁で「ふくや」さんというらしいこと判明!
そういえば小屋の側面に「福也」という看板が貼り付けられている。
でも、電話帳にも載ってないし、営業時間も判らない(-_-;)
考えてても仕方ないし、いつまで伊豆高原にいられるとも限らない。
行ってみんべ・・・と祝日のお休みで今日、行ってきました。
昼過ぎに訪れて、夕方の営業時間を聞くと17時から・・・とのこと。
ディスカウントショップ「ワンダー」とカインズホームとハンディで
時間を潰して、いざ出陣!
私は「大」、同行者は「小」。プラス白焼き。
給料日前だというのに奮発してしまいました(^^;
ご覧のとおり、こちらの薬味は、
山椒〔サンショ〕でなくて山葵〔ワサビ〕!〔盆の右上の方に載ってます〕。
こちらのご主人いわく、
「自分でも色々と試してみたが、山椒だと薬味がウナギの味に勝ってしまう。
でも、山葵だとウナギの味を邪魔しないし、かえって引き立てる。
下ろしたての生ワサビは辛味も無くて、スーッと口の中で消えてゆく。
特にこの辺り・・中伊豆は山葵の産地で良い山葵が手に入るからね(^^)」
(ピンぼけですが↓ご主人)
確かに、注文するとすぐ、カウンターの中の炉にウナギの串を並べて焼き始め、
その間に何だかゴシゴシガシガシと下ろしてる音がするとは思ってました。
先に皮目を焼いてから、身のほうを焼き、甕の中のタレをつけて、
大は2枚、小は1枚。丼に乗せて、漬物とお吸い物と。
ちなみに、鰻丼の陰に隠れてる皿は骨のから揚げです。
そして、こちらが白焼き。これは山葵または手前の皿の塩で食べます。
と言っても、実は私、ウナギに関してドシロウトなのですが、
ここの鰻丼はウマイ!
逆にウナギ素人なので、美味しいと感じたのかもしれませんが、
実は今まであまり美味しいと思った鰻屋もなくて・・・、
横浜の
関内の「わかな」(おみやも美味しい)くらいかな(^^;
そんな私の味覚ですから、変にこの頁で踊って欲しくは無いのですが・・・、
なんだぁ、この程度か!と言われたら、恥ずかしいですし(^^;
以前から山椒が大の苦手と言っていた同行者は大感激してましたが・・・。
営業時間は、昼11時〜14時半。夕方17時からとのことですが、
1日の仕込み数を売り切ったら店じまいとのことで、
早く終わる日もあるとのこと。定休日は特に無いそうです。
店主のおじさんから開口一番「地元の人じゃなさそうなのに、
いやぁ、こんな構えの店に、よく入れたねぇ。」
(入り口の内側)
(カウンター席の後ろが小上がりになってます)
見た感じ、もっと偏屈おじさんかと思い、食べ終わるまで話しかけることを
躊躇してましたが、それは全くの杞憂で気さくないいおじさんでした(^_-)-☆
ここで、何処にも出てない極秘情報(^^) ってほどのことは無いですが・・・、
福也さんの電話番号は、0557-38-3331です。
何処にも出てないですけど内緒ですか?と尋ねたら、
気軽に教えてくださいました。
伊豆スカを冷川で下りて伊豆高原方面へお越しの場合、
中伊豆バイパスを出て、トンネルを抜けたらすぐの左側です。
ついついスピードの出る道ですから通り過ぎないように!って、
まぁ、そのときは少し先のホームセンター「ハンディ」の駐車場で
Uターンすればいいだけですけどね。